形成外科と整形外科の違いとは?
当医院に受診される患者様の中でも、形成外科😕❓️❓️整形外科😕❓️❓️どちらを受診すればいいのかとご質問を受けます。
そこで今回は、形成外科と整形外科の違いについて簡単にご紹介させていただきます💁
まず形成外科とは、基本的には生まれながらの異常や、病気やケガなどによって起こる身体の表面・機能の形態変化を改善する(治療する)外科で、頭や顔面を含めた身体全体を対象としています📝
具体的には、皮膚腫瘍(粉瘤、ほくろ、イボなど)・脂肪腫・血管腫の切除、陥入爪(巻き爪🌀)の形成、熱傷(やけど)の治療、ケガや手術後のケロイドや傷跡などの外見上・機能上の障害の治療(乳癌術後の乳房・乳頭・乳輪の再建など)、奇形(口唇裂・小耳症など)などがあります✏️
そして、皆さんがよく耳にする眼瞼下垂の手術も形成外科が専門になります。
当院でも眼瞼下垂の術後に、これまで悩んでいた症状が改善され日常生活が楽になったとおっしゃる患者様が多くいらっしゃいます✨️
一方、整形外科は身体の芯になる骨・関節などの骨格系とそれを取り囲む筋肉やそれらを支配する神経系(運動器)の機能的改善を目的として治療する外科になります。
具体的には、骨折、脱臼、打撲、捻挫、外反母趾、変形性関節症、椎間板ヘルニア、リウマチ、骨粗鬆症などが主な治療対象となっています🔎
それぞれを少しずつ理解していくと、診療内容にかなり違いがあることがわかりますね
簡単に言えば、身体の表面の傷をキレイに治すのが形成外科で、打撲、捻挫、骨折・関節痛など機能的な面を治すのが整形外科です。
当院に受診した際に、整形外科への受診が望ましい場合は近隣の医院のご紹介もさせて頂きますので、お気軽にご相談下さい🙋