ローズマリー
最近のことですがアロマリンパトリートメントを希望された数人の患者さまにお好みの精油を尋ねたところ
立て続けに「ローズマリー」という答えが戻ってきました
わりと「ラベンダー」や「柑橘系」が好きと言われる方も多いのですが
「ローズマリー」も人気のようですね
もちろんクリニックにも常備していますので今回ブログで取り上げてみますね💁
アロマテラピーの勉強をする前は「ローズマリー」ときいて思い浮かぶのは料理で使用するスーパーなどで
売られている乾燥ハーブだったと思います
鶏肉などと一緒にオーブンで焼いたりするとお肉の臭みもとれて独特なハーブの香りもして
美味しくなりますよね
そのイメージでしたが「ローズマリー」の精油を勉強したところ、精油は4種類あることがわかっています
*ローズマリーカンフアー
*ローズマリーシネオール
*ローズマリーベルベノン
*ローズマリーピラミダリス
さて、同じ「ローズマリー」の精油なのですがなぜ4種類あるのか
「ローズマリー」はケモタイプの精油なのです
ケモタイプとは❓️
そもそも同じ種から育てた野菜でも育った土地によって味や中身が異なることがあります
精油の原料となる植物についても同じことです😳
植物が育った土地の日照り、高度、土壌の組成成分などの要因により同じ植物でありながら
異なる成分を持つことをケモタイプと呼びます。
上の4種類の「ローズマリー」は同じ植物ですがケモタイプなのでそれぞれ香りや成分がかわってきます
ちなみに同じケモタイプの精油としてはタイムやバジルなどが有名です🌿
クリニックではローズマリーカンファーとローズマリーシネオールを使用していますので、簡単にそれらの違いを説明します
*ローズマリーカンファー
⭐️シャープなくっきりとした香り
⭐️筋肉弛緩作用があるカンファーが主成分
⭐️腰痛・肩こりなどに役立ちます
*ローズマリーシネオール
⭐️爽やかでリフレッシュできる香り
⭐️去痰や抗感染作用がある1.8シネオールが主成分
⭐️集中したい時や風邪の症状緩和に役立ちます
いかがでしたか?
「ローズマリー」の精油について理解していただけましたか😉
このように同じ「ローズマリー」でも種類が違うのでお好みの精油があると思いますが
精油の特徴と体の状態に合うかも含めてアロマリンパトリートメントの際には
ブレンドをしています
とはいえ好きな香りに包まれるのが一番最高ですよね
香りを嗅でみたいかたはぜひお声かけ下さい