感染症の予防について
東京都では4月7日に新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令されて明日で7週間になります。
47都道府県うち42府県は既に解除されてますが、東京・神奈川・千葉・埼玉と北海道でも本日の午後に感染状況を見極めた上で解除する方針になっているようです。
皆さんの自粛生活の成果により新規感染者は減少していますが、引き続き【感染拡大防止】と【医療提供体制の拡充】の継続が必要です。
厚労相によると医療状況の逼迫はだいぶ緩和されたとのことですが、第2波への懸念も強まっていますので油断は絶対に禁物です。
経済活動を回復させながら感染の再拡大を防ぐには、感染症対策の継続を徹底することが重要となります。一人一人の責任ある行動が、正常な日常を取り戻す為の第一歩となります。
そこで改めて東京都医師会からの感染症予防策をご案内させて頂きます。
東京都医師会から皆様へのお願い
①密閉した空間、密集した状況、他者との密接な距離(三密)は避けてください
②外出後は石鹸などを使ってしっかり手洗いを! うがいも有効と言われています
③咳やくしゃみをしている方は必ずマスクを着用!(他者への感染予防)
④他人と会う時などもマスクの着用を
⑤軽い感冒症状の場合はまず休養・安静。少しでも不安等を感じたら“かかりつけ医”に電話等で相談を
⑥症状が長引いたり変化したらすぐに“かかりつけ医”など医療機関へ電話連絡の上受診を
⑦普段からバランスの良い栄養と十分な休養、適度な運動を心がけ、体調管理を万全に
⑧タバコは吸わない、この機会に禁煙を。喫煙は新型コロナ感染症の重症化率を2.2倍、死亡率を3.2
倍に増加させるとの報告があります
⑨部屋の換気と手が触るところの消毒は頻回に
*当院では緊急事態宣言解除後も、患者様が安心して治療を受けて頂けるよう感染症対策を徹底し診療を行ってまいります